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東京都初耳区(ライブ・パフォーマンス)2014
2014年11月5日から12月28日まで
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東京都初耳区(ライブ・パフォーマンス/サウンド・インスタレーション

まだまだ巡りあったことのない新しい音と音楽に出会いたい!

企画・制作:SuperDeluxe

東京都初耳区(ライブ・パフォーマンス)

まだ巡りあったことのない新しい音楽に出会いたい! そんな想いで開催した昨年9月29日の「東京都初耳区」は、新しい才能と豊かなキャリアを持つミュージシャンが共演を果たし、共に与え合う刺激が表現の新しいうねりとなり、記憶に刻まれる一夜となりました。1年の時を経て、東京都初耳区へのエントランスゲートが今年も開きます!

今までの活動キャリア、音楽ジャンルは問わず、すべてのアーティストを対象に全国各地より応募を募ります。審査を通過したアーティストには交通費、宿泊費などを保証し、表現の舞台を東京・六本木SuperDeluxeにて提供。さらに新しい表現が存在する場にふさわしいゲストアーティストとして、Merzbow × 中村達也MURASAKIというオンリーワンかつ超実力派な2組にも出演いただきます。表現の境界を押し広げ新たなフィールドへと突き進むこの2組と同じ会場の同じステージで、あなたにしか出来ない音楽を表現してみませんか?

応募出演枠は3組を予定。私たちも信念を持って静と動の表現の振れ幅を見つめ出演者を選出します。当日会場に集まるたくさんのお客様には、新しい才能と豊かな表現の歴史が触れ合う刺激に満ちた一夜をお届けしたいと考えています。ミュージシャンの皆さんからのたくさんのご応募をお待ちしています。共に新しい才能の輝きに満ちた色鮮やかな一夜を作り上げましょう。

►東京都初耳区(ライブ・パフォーマンス)出演応募方法

東京都初耳区
ライブ・パフォーマンス 11月23日 開場18時 開演18時30分
前売1,500円 当日2,000円
SuperDeluxe

ゲストアーティスト:MURASAKI、Merzbow+中村達也|公募アーティスト:山本雅史、Plum、野村洋祐、Miho Maruyama|音響:市村隼人|記録:松尾健太(映像)、前澤秀登(写真)

*公募アーティストのラインナップは4組になりました。以下プロフィールは出演順です。

MURASAKI プロフィール

MURASAKI(ゲストアーティスト)

オーネット・コールマンのもとで学び、20世紀音楽史最大の謎とも言われるコールマンの「ハーモロディクス」理論と実践を会得した数少ないミュージシャンの一人、SOON KIMが今年結成したばかりのサックス、大鼓(おおつづみ)、ベースからなるバンド。高柳昌行、エルヴィン・ジョーンズ、富樫雅彦をはじめ数々の共演歴を持つ筋金入りのジャズベーシスト井野信義、「モダンベースの王者」藤原清登、無形文化財の大鼓能楽師・大倉正之助主催の鼓道研究会との融合で、和も洋も和洋折衷も超えた全く新しいハーモロディック・グルーヴを作り出す。

山本雅史 プロフィール

山本雅史

大阪在住の自称「働く表現家」。

Plum プロフィール

Plum

本名小関千恵。1981年生まれ、156cm。岐阜県在住。18歳頃にプラム/Plum名義で地元岐阜のクラブなどで歌いはじめる。ソロ活動での傍ら、ヒップホップグループでの活動や、ピアノ+うたのユニットでの活動、オールディーズバンドの入るスナック店へ勤務しヴォーカルを務めるなどの経験を経て、近年ではピアノでの弾き語りが主なスタイル。マヘル・シャラル・ハシュ・バズにも参加中。近年のリリースにpd『Fountain days』(2011)、plum『No.』(2012)、小関千恵『呼吸』(2013)など。

野村洋祐 プロフィール

野村洋祐

過去様々なミュージシャンとの共演、イベント開催を重ねる。著名な共演者に内橋和久、浅野龍彦、組原正、美川俊治ほか。千代田芸術祭2013桜井順賞を受賞。独り録り貯めた音源を応募し「東京都初耳区」出演に至る。

Miho Maruyama プロフィール

1991年東京都出身。学生時代にメディアアートやプログラミングを学ぶかたわら制作を開始。ゆったりとしたビートを中心にノイズを織り交ぜた音づくりを行う。

Merzbow プロフィール ©Jenny Akita

Merzbow(ゲストアーティスト)

秋田昌美によるヴィーガン・ストレイト・エッジ・ノイズ・プロジェクト。80年代初頭のノイズ・インダストリアル・シーンに参加し海外のレーベルを中心にリリースを始める。90年代にはグラインドコアの影響を受けデスメタルのレーベルRelapseからアルバムをリリース。2000年代にはMegoの「punkなcomputer music」に共鳴、ラップトップによるライブ手法を採用した。2003年頃から「動物の権利」(アニマルライツ)の観点からヴィーガン(完全菜食主義)を実践している。「捕鯨反対」「イルカ漁反対」「毛皮反対」等をテーマに作品を制作している。近年はアナログ機材を主体にした音作りを行っている。

中村達也 プロフィール

中村達也(ゲストアーティスト)

1965年、富山県出身。原爆オナニーズ、ザ・スターリンなど数々のバンドのドラマーを務めた後、90年に浅井健一、照井利幸と共にBLANKEY JET CITYを結成。解散後は自身のプロジェクトLOSALIOSで5枚のアルバムを発表。また洋邦を問わずジャズ、アヴァンギャルドなど各界のアーティストたちとのセッションも精力的に行っている。現在の活動はLOSALIOSを筆頭にFRICTION、TWINTAIL、SPEEDER-Xなど多岐にわたる。俳優としても活躍しており、『BULLET BALLET』『涙そうそう』『蘇りの血』、NHK大河ドラマ『龍馬伝』などに出演。

東京都初耳区 Artwork by Tetsuya Nagato
東京都初耳区
サウンド・インスタレーション 12月2日〜4日
当日500円
SuperDeluxe
MARTIN AUDIO ロゴ

協力:MARTIN AUDIO JAPAN INC.

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東京都初耳区(サウンド・インスタレーション)

今回、ライブ・パフォーマンスと日を分けて開催するサウンド・インスタレーションは、SuperDeluxeが新しい体験の可能性を多数のアーティストと共に模索し、発表する意欲的なプログラムとなります。

エレクトロニクス・ミュージシャンを中心に多様なアーティストが従来のサウンド構築から飛躍し、豊かな感性に溢れた新しい体験を届けるべくマルチスピーカーを用いた作品を披露します。この3日間は通常ワンフロアの会場内を体験空間とラウンジ空間に区切りレイアウト。特別な時間と空間を演出します。

作品はすべて体験空間内に配置されたマルチスピーカーを使い披露され、アーティストは体験空間内に配置されたマルチスピーカーの中からそれぞれ自身の表現に適したスピーカーの組み合わせを選び、独自の音響を空間に投影します。

今回のプログラムでは、新しい発見の時間を彩るような鼓動が、体感することでしか得られない実に多彩な表情を見せてくれることでしょう。ぜひともご期待下さい。

参加アーティスト:畠山地平、NOEL-KIT、柴山拓郎、ジム・オルーク、吉原太郎、町田良夫、クリストフ・シャルル、CoH、カール・ストーン|システム設計:吉原太郎、柴山拓郎|記録:前澤秀登(写真)

*当日のタイムテーブルは、トップページの「お知らせ」欄をご覧ください。

吉原太郎 プロフィール

1968年東京生まれ。昭和音楽大学作曲学科卒業、山梨大学大学院修了。作曲を豊住竜志、藤原嘉文、電子音楽を成田和子に師事。2001年INA-GRMフランス国立視聴覚研究所電子音響制作アトリエへ参加。2002年以降は24チャンネル・デジタルマルチトラックによる立体音響作品の制作へ徐々に傾倒。作品や活動は日仏各地のフェスティバル、テレビ、ラジオで紹介されている。富士電子音響芸術祭においては53チャンネル/70スピーカーによる大規模アクースモニウム構築(2014)を手掛けるほか、オリジナル無指向性スピーカー「ION SPACE」(株式会社ソーケン)、ツィーターエンクロージャー(甲斐の匠・小田切)、音場空間コントロールシステム「NILE」(株式会社多聞)の開発に携わる。現在、日本電子音楽協会会員、音と音楽創作工房116運営委員、Gallery Nakamuraアドバイザー、SPACE VISION主宰、SPEAKERS ORCHESTRAメンバー、富士電子音響芸術祭芸術監督、山梨大学教育人間科学部講師、同教育研究開発センター講師。

NOEL-KIT プロフィール

古いシンセやサンプラーからMAX/MSPプログラミングまでを縦横に駆使した、静かであでやかな世界観が特徴。エレクトロニック・インプロヴィゼーション・ユニットDUB-Russellの片割れとしてSonarSound Tokyoなどに出演のほか、ジェフ・ミルズのリミックスなども手掛ける。各所で人々をふんわりさせている色々秘密系ガール「ふんわりちゃん」のメカニックや天狗マガジンでの活動も展開中。また、ソロで谷崎潤一郎や水墨画の技法にインスパイアされた『In Praise of Shadows』(Bunkai-Kei records)、『Steamfunk』『TOKYO NOISE』(Bandcamp)を発表。

ジム・オルーク プロフィール Photo by Ujin Matsuo

ジム・オルーク

1969年シカゴ生まれ。13歳でデレク・ベイリーの音楽と出会いギターの即興演奏に開眼、実験性の高い作品を発表し「シカゴ音響系」と呼ばれるカテゴリーを確立。一方で小杉武久と共にマース・カニングハム舞踊団の音楽を担当、トニー・コンラッド、アーノルド・ドレイブラット、クリスチャン・ウォルフらとの仕事で現代音楽とポストロックの橋渡しをする。超現代的アメリカーナ『Bad Timing』(1998)、フォークやミニマル音楽をミックスした『Eureka』(1999)を発表、また、ソニック・ユースのメンバー/音楽監督として活動(1999〜2005)。2004年、Wilcoのプロデューサーとしてグラミー賞を受賞。近年は東京に活動拠点を置き、くるり、カヒミ・カリィ、石橋英子、坂田明、大友良英、山本精一、ボアダムスなどとの共同作業から武満徹作品や映画音楽まで多彩な作品をリリース/プロデュース、映画監督としても活動。ソロ最近作は密室的ワンマン・アルバムの極致『The Visitor』(2009)。

畠山地平 プロフィール

Chihei Hatakeyamaとして2006年にKranky(米)よりファーストソロアルバムをリリース。以後世界中のレーベルから現在に至るまで多数の作品をリリース。デジタルとアナログの機材を駆使したサウンドが構築する美しいアンビエント・ドローン作品が特徴。2011年にはヨーロッパ5カ国10カ所を回るツアーを敢行、To Rococo Rot、ティム・ヘッカーなどと共演。ソロ以外では伊達伯欣とエレクトロ・アコースティックデュオOpitopeとして、SPEKKからアルバムをリリース。ヴォーカリストの佐立努とはLuis Nanookとして、電子音と伝統的なフォークサウンドが混ざり合う音楽世界で、2枚のアルバムをリリース。マスタリング・録音エンジニアとしても、自作の作品のみならず、多くの作品を世に送り出している。またアンビエントミュージックのレーベルWhite Paddy Mountainを主宰している。

町田良夫 プロフィール

音楽家、スティールパン奏者/美術家。多摩美術大学在学中、秋山邦晴に師事し、アート/音楽/映像を総合的に学ぶ。ジャズから電子音響まで、スティールパンからガムラン、エレクトロニクスまで幅広く演奏。山本達久とのデュオ「オハナミ」でも活動する。ISEA2004、SonarSound Tokyo、MaerzMusikなど国内外の音楽祭に参加。Van Cleef & Arpels(仏)の展覧会の音楽なども手がける。音楽レーベル「アモルフォン」を自ら主宰し、国内外の個性的なアーティストを発掘、リリース。2014年春には、Baskaru(仏)より1970年代のアナログシンセSYNTHI AKSのみを使ったアルバムをリリースした。

柴山拓郎 プロフィール

柴山拓郎

1971年東京生まれ。東京音楽大学大学院、東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程(先端芸術表現領域)修了。修士(音楽)、博士(美術)。大学在学中から一貫して西洋的な現代音楽路線とは一定の距離を置き、時間構造の展開を拒むモノトーンで質的な作風にこだわる。1994年第62回日本音楽コンクール、秋吉台国際作曲賞に入選。2007年第34回ブルジュ国際電子音響音楽コンクール、2012年、2014年ICMC(国際コンピュータ音楽会議)入選。美術家井上尚子氏とは数多くのインスタレーションを制作、そのコラボレーションは15年にわたる。2008年より、埼玉県立近代美術館を拠点にアートと地域社会を結びつけるSaitama Muse Forum(SMF)の運営委員。近年は、人間の推論と予期的情動がどのように未来や社会の新たな秩序を形成するのかというシステム創発に関する諸問題について、工学・心理学・認知科学等の研究者と共同研究を進めている。現在東京電機大学理工学部情報システムデザイン学系で准教授を勤めるほか、大阪芸術大学、国際基督教大学、女子美術大学非常勤講師を兼任。

CoH プロフィール

CoH

1998年よりCoH名義で音源をリリースしているストックホルム在住のロシア人ミュージシャンIvan Pavlov。90年代後半からのraster-noton、Mego、Eskatonといったヨーロッパのレーベルによるコンピューターベースミュージックの流れの中で認知されてきた。ソロでの活動以外に、過去10年の間にCoil、Cyclobe、コージー・ファニ・トゥッティといったミュージシャンとの共同作品をリリースしている。2007年にはピーター・クリストファーソンとユートピア未来的なアートプロジェクトSOISONGを結成、2012年まで活動を続けた。2014年5月にはEditions Megoから新作『TO BEAT』をリリース。

クリストフ・シャルル プロフィール

1964年フランス生まれ。1996年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。1997年、フランス国立東洋文化東洋言語研究所大学院博士課程修了。2000年より武蔵野美術大学映像学科准教授。2011年より教授。環境芸術学会理事。メディアアートを専門に、現代芸術における理論的・歴史的な研究を行いながら、内外空間を問わずインスタレーションおよびコンサートを行い、それぞれの要素のバランス、独立性及び相互浸透を追求している。主な作品や活動に、CD作品『undirected』シリーズ、大阪市住まい情報センターモニュメント(山口勝弘監修)音響担当、東京成田国際空港第1ターミナル中央アトリウム常設サウンドインスタレーションなど。また、山口勝弘、山本圭吾、風倉匠、ヘニング・クリスチャンセン、逢坂卓郎、向井千恵、古館徹夫、武井よしみち、oval、半野善弘、Numb、石川ふくろう、JOU、久保田晃弘、渋谷慶一郎などとのコラボレーションを多数行っている。

カール・ストーン プロフィール

現在のコンピュータミュージックの先駆者の一人であり、カリフォルニア芸術大学でモートン・サボトニック、ジェームズ・テニーに師事し、1972年から電子アコースティック音楽の作曲を始める。1986年からライブパフォーマンスでコンピューターを使用しており、ヴィレッジボイス誌は「サンプリングの王者」「現在のアメリカで最も優れた作曲家の一人」と賞賛する。ロサンゼルスで生まれ、現在はカリフォルニアと日本を拠点に活躍している。その作品は、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、南米、アフリカなどで演奏されており、日本のアーティストとのコラボレーションも大友良英、高橋悠治、清水靖晃、 田中悠美子、渋谷慶一郎、中村としまる、内橋和久、桜井真紀子、恩田晃、高橋アキなど多岐にわたる。現在は中京大学工学部メディア工学科の教授であり、作曲や演奏活動の他にレクチャーなども精力的にこなす。

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